*会場チケットとオンラインチケットがあります。
*2週間アーカイブ配信を視聴いただけます。(チケットは開催前に購入ください)
【オンライン&会場観覧】
2024/8/3(土)18:30〜
第七回 太田の部屋〜つくるをかんがえる〜
「話を聞き、撮り、書くということ」
インベカヲリ★×太田靖久
「太田の部屋」は、小説家・太田靖久が毎回「つくる人」をゲストにお呼びして、普段は聞けないあれやこれやをお聞きするトークイベントです。
第七回のゲストはインベカヲリ★さん。
今回のテーマは「話を聞き、撮り、書くということ」です。
インベさんはノンフィクション作家としてのご活動もありますが、トークの枠をある程度定めるためにも、今回はインベさんの初エッセイ&インタビュー集『私の顔は誰も知らない』(2022年10月/人々舎)と、フォト&エッセイ集『なぜ名前に☆があるのか?』(2024年6月/読書人)の2冊を軸にしたいと思います。
インベさんはご自身のHPで「都内に出て来られる方限定で写真の被写体になってくれる方を募集しています。女性であれば年齢は問いません。」という文面で常時モデルを募集されています。その応募者の方たちに会ってインタビューをしてから、演出を加えて撮影したり、そのインタビュー内容をまとめたりする手法で制作をされています。
それらの行程を便宜的に区切り、ひとつめは「話を聞くこと」、ふたつめは「写真を撮ること」、みっつめは「書くこと」として、順にお聞きします。
<「話を聞くこと」について>
・この手法で制作をはじめたきっかけ
・好奇心と警戒心のバランスについて
・他者の話を聞く際に心がけていること
<「写真を撮ること」について>
・イメージを形にするうえでの工夫について
・モデルの方の表現とインベさんの表現の共通点/相違点について
・他者の肖像や発言を公開することについて
<「書くこと」について>
・テキストの構成について
・会話文/地の文の文体について
・エッセイ集を刊行したことの影響
・実践を重ねたことで気づいたことや変化したことについて
などなど、お聞きする予定です。
なにかを表現をしたい方/表現をしている方にも参考になるお話になるのではないかと思います。
↓質問など事前にも募集しています。
https://forms.gle/XWnzZnHSAo44wbTQ6
◼︎プロフィール◼︎
インベカヲリ★
1980年、東京都生まれ。写真家、ノンフィクション作家。短大卒業後、独学で写真を始める。編集プロダクション、映像制作会社勤務等を経て2006年よりフリーとして活動。18年第43回伊奈信夫賞を受賞、19年日本写真協会賞新人賞を受賞。写真集に『やっぱ月帰るわ、私。』『理想の猫じゃない』(赤々舎)など。著書に『家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像』(KADOKAWA)、『私の顔は誰も知らない』(人々舎)、『伴走者は落ち着けない─精神科医 斎藤学と治っても通いたい患者たち─』(ライフサイエンス出版)、『なぜ名前に☆があるのか』(読書人)など。
太田靖久(おおた・やすひさ)
小説家。2010年「ののの」で新潮新人賞。著書『ののの』(書肆汽水域)、『犬たちの状態』(金川晋吾との共著/フィルムアート社)、『ふたりのアフタースクール』(友田とんとの共著/双子のライオン堂出版部)など。文芸ZINE『ODD ZINE』の編集、様々な書店での企画展示、「ブックマート川太郎」の屋号で出店も行っている。
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日時:2024/8/3(土)18:30〜20:00(途中参加、退場OK)
会場:双子のライオン堂&オンライン
参加費:会場チケット:1500円/配信チケット:1000円
企画:ODDZINE、双子のライオン堂
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