Access/About

Access

【営業時間】

水・木・金・土:15:00~20:00 /日〜火曜:定休日

【店舗住所】

〒107-0052  東京都港区赤坂6-5-21
■千代田線「赤坂」徒歩5分
■銀座線「赤坂見附」徒歩11分
■銀座線、南北線「溜池山王」9分
■日比谷線「六本木」11分。

About

みなさまこんにちわ。
双子のライオン堂 書店へようこそ。
当店は、東京の赤坂・六本木の中心から少しずれた住宅街にひっそりと存在する本屋です。さまざまな分野で活躍される作家や研究者が100年先まで紙の本で残したいと選んだ本を中心に、新刊・古本・読書グッズの販売しております。
作家を招いたイベントやみんなで本の感想を話し合う読書会なども開催しています。入口が本の形をしていてちょっと入りづらいですが、本の中へ飛び込むようにお気軽に開けてみてください。
みなさまのご来店を楽しみにしております。

双子のライオン堂について

双子のライオン堂は、2003年にインターネットの片隅で誕生しました。店主は高校2年生でした。まだ世間では、通信販売が一般的ではない頃です。学校が馴染めず、部活もやめてしまい、時間を持て余していました。その時、オンライン書店なる言葉が目につき、色々調べてみるとこれなら自分ひとりでできるのではないか、と思い見よう見まねでサイトを作ったりしました。これが始まりです。

その後、文学を志し大学へ進学。卒業後は内定切りに会うも、なんとかベンチャー企業へ就職。その間も、オンライン古書店はひっそりと継続していました。ハードな日々に限界を感じて転職。しかし、すぐにやりたいことを仕事としてやってみよう、と2013年4月27日リアル店舗を東京白山で開店しました。この時、「100年続く本と本屋」というキャッチフレーズが生まれました。

当初お店は、火曜日と土曜日の二日のみの営業でした。理由は、100年継続するために「本屋」だけに頼らず、むしろ本屋の売上がなくても本屋を維持できる状態を作ろうと思い、「出稼ぎ」に行くことを選択したからです。不思議な営業形態でしたが、少しずつ知られるようになっていきます。営業して半年くらいが経って、読書会をはじめるようになりました。今は当店の看板のようなイベントです。

2年くらい経過したところで、移転の話が浮上しました。お借りしていていた物件のオーナーが物件を手放す判断をされたのです。白山に残るか、または全く別の場所に移転するか、それとも一度閉店か。家族を巻き込んだ会議を連日行いました。お客さんとも相談をしました。

結果、現在の港区赤坂へ移転することにしました。正直、当時の物件はきわめて好条件だったので、移転先を探すのは困難でした。何度も1度閉店して、いつか再開できるように準備をするか考えました。しかし、諦めず物件を探し、どうにか維持できる状況はないか模索しました。ふと、100年継続するとして毎月の家賃が○○万円だから・・・!?と、思いつきました。100年分の家賃を考えたらすごい予算が皮算用できました。馬鹿げたアイデアだと思いながらも家族に相談したところ、最初は真剣には受け止めてもらえなかったですが、銀行や公的機関との相談の際にも同じを話をし続けたところ、次第に現実味を帯びてきたのです。最終的には銀行の融資が決まり家賃同等の金額を30年くらい返済する形で、物件を取得しました。(何を赤裸々に書いているんでしょうか)

2015年10月9日、東京赤坂の繁華街から離れた住宅街にひっそりとリニューアルオープンしました。移転したことをきっかけに色々新しく始めようと、現在刊行している文芸誌「しししし」の前身「草獅子」を発行したり、イベントも読書会だけにとどまらず、「作家と読者」という作家との交流会なども盛んに行うようになっていきます。

オンライン時代はこれといったコンセプトはありませんでしたが、リアルの店舗を構えるときに何かコンセプトが必要だと考えて、選書というキーワードを思いつきました。店主が選書するのではなく、さまざまな分野で活躍する読書家(作家や研究者)の方に、「100年後でも読みたい本」を選んでいただき、販売します。いろんな視点から「いい本」を集める仕組みを作りたかったのです。現在では30名程度の選書棚があります。

商品は、新刊書籍、古書、オリジナルグッズなどを取り扱っています。


双子のライオン堂のヴィジョン

衰退産業と言われる出版業界ですが、
「本」そのものの魅力が失われたとは思っていません。
当店は、「本」とそれに係わるモノの未来を切り開いていきます。

双子のライオン堂のミッション

お客様にとってそのとき一番必要な本に出会うためのサポートに全力を尽くす。
「本」とそれに係わるモノの未来のためなら、どんなことでも意欲的に挑戦する。

双子のライオン堂のゴール

・世界中に、双子のライオン堂を作る。
・読書家の選書者により100人の100冊アーカイブの作成。


双子のライオン堂の道のり

2003年5月に「双子のライオン堂 古書店」をインターネット上に開設。
試行錯誤を繰り返し、のらりくらりと約10年。
2013年4月に文京区白山に「選書」専門店として実店舗オープン。
相変わらず、試行錯誤を繰り返す日々。
2015年10月、100年本屋さんを維持するために、港区赤坂に移転。
コンセプトと信念は変えず、心機一転リニューアルオープン。
独自のサービスとして、「双子のライオン堂サテライト」「ブックマッチングサービス(BMS)」「OFFICE文庫」「百書店」「本屋入門~あしたから本屋さん~」などがあります。

【過去取材・受賞】

2013/9/22 本屋探訪記vol.76:白山の「双子のライオン堂書店」は本棚を楽しみつくす (BOOKSHOP LOVER)

2014/11/4 いまなぜ本屋をはじめたいのか (マガジン航)

2015/4/  シリーズ~ことばと暮らし~(1/6) 第37回 2015.04放送 文芸創作学科 倉数 茂 講師

2014/12/ 書皮友好協会「2015年地方賞」 受賞 (書皮友好協会)

2015/3/10 文京・白山の書店で「誤配」テーマのイベント-新しい本との出会いを提案

2015/6/3 ウェブよみものほんちゅ!内「本屋さんのココ」にて取上げて頂きました

2015/10/13 赤坂「双子のライオン堂」 -ほんとの出合い- (hachidori)

2015/10/21 東京・赤坂 双子のライオン堂 赤坂店 (古本屋ツアー・イン・ジャパン)

2015/10/27 本好きが“本当にいい”と思った書店だけを集めました『本屋へ行こう!!』 (エキレビ)

2015/11/6 雑誌『ダ・ヴィンチ』の「本屋さんの時間」コーナーに掲載いただきました。

2015/12/11 『日刊ゲンダイ』(夕刊版)の「本屋はワンダーランド」コーナーに掲載されました。

2016/2/5  『週刊読書人』(2月5日号)の「書店街」コーナーに掲載いただきました。

2016/2/11 『新文化』の「この人この仕事」コーナーでBOOKSHOP LOVER和氣氏と「本屋入門」について取上げていただきました。

2016/2/21 雑誌『散歩の達人』(2016年3月号)「今月の本トピ」コーナーに掲載いただきました。

2016/2/24 版元ドットコムの「版元日誌」に取上げていただきました。

2016/3/17 『東京新聞』(3月17日夕刊)「大波小波」コーナーにれ取上げていただきました。

2016/4/7  赤坂経済新聞に「移転オープン半年」と取上げていただきました。


店主略歴

竹田信弥(たけだ・しんや)
1986年。東京生まれ東京育ち。大学で文芸を志すも、卒業後はベンチャー企業へ就職。一度転職をするも「本」への思いが断ち切れずに、高校時代にはじめた双子のライオン堂を本業にしたいと独立。双子のライオン堂の店主。文芸誌『しししし』編集長。他に、元文京経済新聞記者。特定非営利活動法人ハッピーブックプロジェクト代表理事。一般社団法人一般社団法人SPUTNIK International理事。/「ホンシェルジュ」「一億人の俳句入門」「週刊読書人」などで書評やオススメ本の紹介を執筆。渋谷のラジオ「渋谷の本屋さん」に出演。

共著『これからの本屋』(書肆汽水域)
共著『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』(朝日出版社
インタヴュー掲載『東京こだわりブックショップ地図』(著:屋敷直子/交通新聞社)

【過去記事】

2015/12/14 ホンシェルジュ「オレって本当についてない!不運を嘆きたい時、読んで欲しい人生を味わう本」

2016/3/15 マガジン航「選書専門店「双子のライオン堂」の野望」

2016/3/23 ホンシェルジュ「備えあれば憂いなし。「もしも」のために読んでおきたい実用書?」