【本屋発の文芸誌】「草獅子」創刊!!

【本屋発の文芸誌】「草獅子」創刊!!

文学のたのしみを身近に
【本屋発の文芸誌】『草獅子』(そう・しし)Vol.1

A5判並製/236ページ
ISBN:978-4-9909283-0-8

・価格:1,800円+税

【創刊にあたって】
双子のライオン堂は、文芸誌を創刊いたします!

本との出会いは、人との出会いに似ています。
出会い続けること、
受け取り直すことを続けるたびに、
新しい表情、新たな変化、
なつかしくて新しい世界が生まれてきます。

『草獅子』は、本屋発の文芸誌です。
書く人、読む人、本を届ける人の思いが、
草の根のように広がっていく、
土壌のような場所を作っていきます。

誰でも入りやすく、
出て行きやすい、
そしてまた訪れたくなる
「本屋」のような文芸誌を目指します。

【目次 公開!!】
特集 終末。あるいは始まりとしてのカフカ

カフカをめぐる綺想
辻原 登 フェリーニの都へ

室井光広 目的地と道
山城むつみ ユダヤ人でないカフカ
川島 隆 幽霊たちの文通――カフカの手紙/カフカへの手紙
頭木弘樹 マックス・ブロート礼賛

カフカ 逮捕――『訴訟』より 頭木弘樹訳
M・ブロート 無気味なもの 種村季弘訳

フランツ・カフカ年譜

カフカ・ブックガイド
辻原 登/室井光広/山城むつみ/川島 隆/頭木弘樹/
中澤達哉/暁方ミセイ/下山静香/丸川哲史/林 茂雄/大山アラン/
ストロングマシン2号/山中麻未/里谷百合/栗林佐知/村崎友里恵/鳥井隆洋/
須藤岳史/村松真理/寺田幹太

俳 句 井口時男 句帖から
短 歌 堀田季何 穴
詩  暁方ミセイ 生育される丘

絲山秋子の世界 掌編小説の宇宙
絲山秋子 コノドント展
寺院船
主催者
掌編小説を書くことをめぐって

小 説 村松真理 黄金の虎男
マンガ くれよんカンパニー 父の気がかり カフカ/原田義人訳

あの町、この書店 本屋アンケート名鑑
CHIENOWA BOOKSTORE/Title/H.A.Bookstore/ひるねこBOOKS/
弥生坂 緑の本棚/敷島書房/七五書店/とほん/PLUG books/スロウな本屋/
READAN DEAT/artos Book Store/ひとやすみ書店/ひなた文庫

入選エッセイ発表 私と本屋

論 考 仲俣暁生 「文学館」の危機から「文学」の未来をかんがえる
寄 稿 村形明子 枝を張る魂 ヘレン・ヴェンドラー『シェーマス・ヒーニー』増補改訂版に寄せて
連 載 荒木優太 柄谷行人と埴谷雄高 第一回「他者」のインフレーション

[書評]
室井光広『わらしべ集』 田中和生
高原英理『不機嫌な姫とブルックナー団』 佐藤康智
平野啓一郎『マチネの終わりに』 田口卓臣
東北怪談同盟編、東雅夫解説『渚にて あの日からの〈みちのく怪談〉』 山川 徹
L・P・デイヴィス著、矢口誠訳『虚構の男』 伊藤 聡
B・H・ウィンタース著、上野元美訳『世界の終わりの七日間』 吉川浩満
樺山三英『ドン・キホーテの消息』 廣瀬さとる
池澤夏樹編、川上未映子訳『日本文学全集13樋口一葉』 伊藤あきこ
吉増剛造『我が詩的自伝』 竹田信弥

[古典再読] 夏目漱石『文学論』  山本貴光
[食の随想] 鈴木謙介
[草 枕]  岡和田晃/谷口功一/海猫沢めろん/
荻野直人/madoka/草野なつか/土肥寿郎

●双子のライオン堂だより
●執筆者紹介
●編集後記

表紙装画 大槻香奈「再製回路」
組版設計 中村圭佑(ampersandsInc.)

2016年11 月 16 日〜26 日/動物系書店の本の祭典 「どうぶっくえん」 を開催いたします。

 

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双子のライオン堂×ひるねこ BOOKS 共同企画

動物系書店の本の祭典 「どうぶっくえん」 を開催いたします。

【企画趣旨】

小さな本屋さんの減少が嘆かれる昨今。

とにかく本屋界を盛り上けたいと、全国でいろいろな催し物が開かれています。

双子のライオン堂は、今年 3 月の「本のフェス」内で、H.A.Bookstore さんとともに“百書 店の本屋祭”という、本屋さんの個性を再発見する企画を行いました。

その際にご参加いただいたひるねこ BOOKS さんとともに、本と動物を織り交ぜた企画を やりたいなと夢想していました。

その理由は明確です。我々の屋号に動物が入っているからです。

そこで、動物(広く生き物を含みます!)の屋号の本屋さんに、いくつかの動物に向けて本 を紹介していただく企画はどうだろうと思ったのです。

馬鹿みたいな話ですが、この一見無意味に見える選書に、本との幸せな出会いがあるのではないかと考えます。

本屋とは、本とは、そういう奇妙な試みが存在してもいい、場所なのではないかと。

本の動物園――「どうぶっくえん」に、ぜひお越しください。

―双子のライオン堂 竹田信弥

 

【企画概要】

主催:双子のライオン堂、ひるねこ BOOKS

時期:11 月 16 日〜26 日: 15:00-21:00(20日、21日、22日はお休み)

場所:双子のライオン堂 奥ギャラリー2544(東京都港区赤坂 6-5-21)

入場料:不要

  • 選書テーマについて 「12 種の動物にそれぞれ本を勧めるとしたら?」がテーマです。 ・犬 ・猫 ・ライオン ・キリン ・ゾウ ・パンダ ・サル ・馬 ・白くま ・ヘビ ・リス ・フラミンゴ ご選書いただいた書籍を新刊で仕入れます。 絶版や品切れなどの理由により、タイトルによっては入荷不可能な場合もございますので ご了承ください。

【参加書店一覧】 NEW!!

青猫書房
Cat’s Meow Books
古書ウサギノフクシュウ
駒鳥文庫
シロクマ本舗
HAB
ポポタム
ひるねこBOOKS
双子のライオン堂

 

11/4(金)19:30~吉川浩満ブックトーク 「読書は理不尽な営みか」in「KOKKO展!」

 
11/4(金)19:30~吉川浩満ブックトーク 「読書は理不尽な営みか」in「KOKKO展!」
 
このたび、「KOKKO展!」の開催を記念して、『KOKKO』で書評を連載していただいている吉川浩満さんによるブックトークを開催いたします。
会場の「双子のライオン堂」に選書のコーナーも設けられています。
今回は「読書」に関して、書店を舞台に語っていただきます。
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日時:2016年11月4日(金)19:30~
場所:双子のライオン堂(東京都港区赤坂6-5-21 101)
最寄:千代田線「赤坂」徒歩4分、日比谷線「六本木」徒歩10分
費用:2000円
ゲスト:吉川浩満
主催:堀之内出版
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吉川浩満さん
よしかわ・ひろみつ 1972年鳥取県生まれ。文筆家。慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、現職。主な著書に『理不尽な進化』(朝日出版社)、『問題がモンダイなのだ』(山本貴光との共著、ちくまプリマー新書)、『脳がわかれば心がわかる』(山本との共著、太田出版)ほか。関心は哲学/科学/芸術、犬猫鳥、デジタルガジェット、卓球、単車、映画、ロックなど。
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※キャンセルの際はご連絡をお願い致します。
登録が面倒な方は、「お名前」「参加人数」を、
primer@liondo.jp までお送りください!

11/5(土)15:00~ オカヤイヅミ×新上ヒロシ 「表紙!―原画の魅力とデザインの魔法が出会ったら」in「KOKKO展!」

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11/5(土)15:00~ オカヤイヅミ×新上ヒロシ
「表紙!―原画の魅力とデザインの魔法が出会ったら」in「KOKKO展!」
 
このたび、「KOKKO展!」の開催を記念して、「KOKKO」の装丁画を描いてくださっているイラストレーターのオカヤイヅミさんとブックデザイナーの新上ヒロシさんのトークショーを行います。
オカヤさんの素敵原画! でも雑誌の表紙はそれにロゴや文字が載ります。
そもそも原画はどうやって制作されているの?
その原画をデザイナーさんはどう扱うの?
本の表紙ができるまでを凄腕イラストレーターとブックデザイナーに語っていただきます。
ブックデザインに興味のある方必見のイベントです!
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日時:2016年11月5日(土)15:00~
場所:双子のライオン堂(東京都港区赤坂6-5-21 101)
最寄:千代田線「赤坂」徒歩4分、日比谷線「六本木」徒歩10分
費用:2000円
ゲスト:オカヤイヅミ 新上ヒロシ
主催:堀之内出版
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オカヤイヅミ
イラストレーター/漫画家
著書に『ごはんの時間割1・2』(歌人/作家の加藤千恵さんとの共著)、『すきまめし』『続・すきまめし』『いろちがい』。
現在は雑誌『文學界』及び『CREA WEB』にて最後に食べたいものをを作家に聞くコミックエッセイ『おあとがよろしいようで』を連載中。趣味は自炊。
https://www.hasumukai.jp/
新上ヒロシ
にいがみ・ひろし 1968年生まれ、横須賀育ち。桑沢デザイン研究所に進学後、エディトリアルデザイン事務所を経て、1989年独立。1997年、ナルティスを旗揚げ。講談社「モーニング・ツー」幻冬舎コミックス「月刊バーズ」などの表紙デザイン、その他マンガ単行本の装丁など、マンガ周辺の実績多数。新上ヒロシ+デザイナー5名+マネージャー1名の7名体制で、「本」にまつわるデザインを中心に活動中です。
株式会社ナルティス: https://www.nartis.co.jp
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※キャンセルの際はご連絡をお願い致します。
登録が面倒な方は、「お名前」「参加人数」を、
primer@liondo.jp までお送りください!

11/12(土)18:00~『Jポップで考える哲学』 発売記念 哲学カフェ。ゲスト:戸谷洋志

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11/12(土)18:00~『Jポップで考える哲学』 発売記念 哲学カフェ。ゲスト:戸谷洋志

講談社文庫から『Jポップで考える哲学』を上梓しました。拙著は、様々なJポップの詞に対して、二人のキャラクターが議論をする対話篇になっています。

そこで、拙著の発売を記念して、Jポップの詞をテーマにして「哲学カフェ」を行います。
哲学カフェは、その場に集まった参加者が一つのテーマについて自由に話し合う対話型ワークショップです。哲学に関する専門知識は必要ありません。

取り上げる楽曲は「残酷な天使のテーゼ」です。

どうぞお気軽にお越しください。

【戸谷洋志より】

イベントスケジュール
・ゲスト紹介
・参加者自己紹介(好きなJポップがあれば教えて下さい)
・哲学カフェ
・トークタイム

ゲスト:戸谷洋志
大阪大学大学院 博士課程在籍
大阪大学 医の倫理と公共政策学教室 特任研究員
専門は哲学

日時:2016年11月12日(土)18:00~20:00 (開場:17:30~)
会場:双子のライオン堂 (東京都港区赤坂6-5-21)
最寄:千代田線「赤坂」徒歩4分、日比谷線「六本木」徒歩10分
費用:1500