絲山*写本堂~作家を感じる~

絲山*写本堂~作家を感じる~

手書き小説を読んで感じる!新しい読書の世界へ。
作家の直筆原稿をじっくりと読み、書き写す。至高の読書体験へようこそ。
古来、国を問わず、印刷技術が普及する前、本は筆写するものでした。また、書き手も手書きで創作するのが当たり前のことでした。作家の直筆原稿には、印刷された文章にはないエネルギーが残っています。
実際に現代小説でやってみようと始めるのが、写本堂です。
そして、こんなおかしな企画に、小説家の絲山秋子さんが協力してくれることになったのです。絲山さんが、掌編小説を書き下ろしてくださり、その直筆原稿を双子のライオン堂だけで、予約制で公開します。
じっくり読んでもよし、書き写してもよし、”自分だけ”の作品をお持ち帰りください。

【仕組み】
・小説家が本屋のために、オリジナルの小説を直筆で作成。
・その小説を閲覧(読書)、写本したい人は、写本費を支払う。(時間貸し、予約制)
・予約時間内に、閲覧・写本する。

【費用】
1500円/1時間 完全予約制
※基本は1名様ずつです

【スケジュール】
2月25日(日)公開清書イベント(ライブ)を行います。

イベント申込みはこちらから。

2月28日(水)から、予約公開をスタート。
約1年間、予約制による写本体験を実施。

写本の予約申込みはこちらから。

【作品】
掌編「飛び地への道」

この小説は「断絶の後の掌編小説集(9)」となります。
「断絶の後の掌編小説集」とは、絲山秋子さんが、
既存の文芸誌と「いとろく」で発表している設定が毎回矛盾する連作掌編です。
詳しくは、「いとろく」公式サイトをご確認ください。

【注意事項】
・写本時は、ペンと紙以外は使用できません。
・原稿の撮影は不可とします。
・原稿への書き込みは不可とします。
・書き写した原稿の一般公開(ネットなど)は不可としてます。
・そのほか、同意書に記載事項を厳守のこと。