2019/4/20(土)19:00〜 『吉田健一ふたたび』発売記念トークショー! ゲスト:渡邉大輔、宮崎智之、白石純太郎

2019/4/20(土)19:00〜
『吉田健一ふたたび』発売記念トークショー!
ゲスト:渡邉大輔、宮崎智之、白石純太郎

このたび、『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル) が出版されました。
刊行記念として、トークイベントを開催いたします。

<白石純太郎さんよりメッセージ>

吉田健一というと、大久保利通の曾孫、牧野伸顕の孫、吉田茂の長男であり、40年以上前に没した古い文筆家だというイメージがあるかもしれません。しかし、本書は吉田が没した前後の若い文筆家が中心となって企画されました 。

なぜ、いま吉田健一を読む必要があるのか。 そもそも吉田健一をどのように読めばいいのか。 執筆者のなかから20代の白石純太郎、30代の渡邉大輔、 宮崎智之が登壇し、はじめて吉田健一を読む人にもわかりやすく、 楽しく解説していきます。ぜひ、 一緒に吉田健一を味わい尽くしましょう!

<イベント概要>

・吉田健一との出会い(最新の吉田トピックスも紹介)
・吉田健一と随筆(初期随筆、食味随筆)
・吉田健一と批評(現在から見た位置づけ、時間、日本・ 英国文学など)
・吉田健一と翻訳(翻訳論、詩、小説)
・吉田健一と出会うこと……初学者向けに、 吉田健一とどう出会ったらいいかについて

<ゲストプロフィール>

渡邉大輔(わたなべ・だいすけ):1982年生まれ。批評家・ 映画史研究者。跡見学園女子大学文学部専任講師。 日本大学藝術学部非常勤講師。専攻は日本映画史・映像文化論・ メディア論。2005年に文芸評論家デビュー。以後、 映画を中心に純文学、本格ミステリ、アニメ、 情報社会論などを論じる。著書に『イメージの進行形』( 人文書院、2012)。共著の近刊に『川島雄三は二度生まれる』 (水声社)、『スクリーン・スタディーズ: デジタル時代の映像/メディア経験』(東京大学出版会)、『 アニメ制作者たちの方法 21世紀のアニメ表現論入門』(フィルムアート社)がある。

宮崎智之(みやざき・ともゆき):1982年生まれ。 東京都出身。フリーライター。地域記者、 編集プロダクションなどを経て、フリーライターに。 カルチャーや男女問題についてのコラムのほか、 日常生活の違和感を綴ったエッセイを、雑誌、 Webメディアなどに寄稿している。TBSラジオ「 文化系トークラジオLife」にレギュラー出演中。著書に『 モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫、2018)など。

白石純太郎(しらいし・じゅんたろう)
一九九一年生まれ。ライター・評論家。批評総合誌『ヱクリヲ』 執筆・編集を担当。Webサイト“Re:minder” にてエッセイを連載中。福永武彦研究会所属。文学・映画・ 音楽のレヴューやWeb記事での宣伝・英日翻訳・ 批評を手がける。モリッシー非公式ファンクラブ”Tokyo Morrissey Club”にてDJやイベント運営も行っている。

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日時:2019年4月20日(土)19:00~21:00 (15分前、開場)
場所:双子のライオン堂書店(赤坂6−5−21-101)
参加費用:事前予約:1500円、当日:1800円
定員:15名程度
お問い合わせ・メール予約:info(a)liondo.jp
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