2019/5/11(土) 15:30〜『串田孫一 緑の色鉛筆』』読書会(連続する読書会「平凡社STANDARD BOOKS」)

連続する読書会「STANDARD BOOKS」supported by 平凡社 シーズン2
2019/5/11(土) 15:30〜『串田孫一 緑の色鉛筆』読書会

このたび、連続する読書会「STANDARD BOOKS」supported by 平凡社 シーズン2を開始いたします。
シーズン1に参加された方はもちろん、初めての方もお気軽にご参加ください!
好きな作家の会だけでもOKです。

<日程>

4/13(土) 15:30〜 『牧野富太郎 なぜ花は匂うか』
5/11(土) 15:30〜 『串田孫一 緑の色鉛筆』
6/22(土) 15:30〜 『稲垣足穂 飛行機の黄昏』
7/**(土)15:30~ 『朝永振一郎 見える光、見えない光』(予定)
※こちら、今回は連続参加チケットの発行はありません。連続で参加いただいた方には、次回100円引きチケットプレゼント!

<当企画開催に平凡社の担当編集さんからメッセージが届きました!>

STANDARD BOOKSの編集を担当しています平凡社の岸本洋和と申します。
情報が世の中に氾濫する現代。なんでも検索すればわかる便利な世の中になりました。でも、あまりにも情報過多で不自由だと感じることはないでしょうか。息苦しいと思うことはないでしょうか。
STANDARD
BOOKSで取り上げている著者はみな、科学や自然に精通しているひとたちです。彼らの文章には、派手さはないかもしれません。しかし、自然に対する謙虚さと畏怖があります。彼らの文章には、わかりやすい答えは書いていないかもしれません。しかし、私たちが自分の頭でしっかり考えるための「ヒント」がつまっています。親指一本でポンポンと検索結果が出てくる現代社会。それに頼りきって、あたかも自分で答えを考え出したかのような錯覚に、われわれは陥っていないでしょうか。
このシリーズは、ささやかな懐中電灯のようなものをめざして始めました。この世の中はいわば、情報という濁流がうずまく暗闇です。では、この闇をどうやって進んでいくか──「考える」ということは、大きな支えになります。しかし人間、ただやみくもに考えるということはできません。そこで必要になってくるのが、懐中電灯=「知のスタンダード」です。そういう意味をこめて、このシリーズをSTANDARD
BOOKSと名づけました。
もちろん、このシリーズだけが「知のスタンダード」なわけではありません。世の中に出ているたくさんの本の中に隠れています。それを少しわかりやすく編集しなおしたのが、このシリーズだと考えていただければと思います。
ちゃんと自分の頭で考える。そんなあたりまえのことを取り戻す一助となればと思い、このシリーズをはじめました。著者たちはみな、考えることと格闘しながら、楽しんでいます。読書会が、本を読むということにとどまらず、「考える」という、とても面倒な、でも楽しい行為を思い出していただけるきっかけになりましたら幸いです。

<シーズン2 第2回課題本>
『串田孫一 緑の色鉛筆』
※参加条件は、課題本(収録作を読んでいただければ、出版社は問いません)を読了していること。
(読了の定義は各自お任せしますのでお気軽に。表紙は読了していて、これから読んでみようと思っている方も歓迎!当日、双子のライオン堂で買ってもいいです!)

<イベントの流れ>
・自己紹介(最近読んだ本、なぜこの本を読んだのか、その他)
・課題本の紹介
・参加者でそれぞれ感想を話す
・フリートーク

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日時:2019/5/11(土)15:30~17:00(途中参加、退場OK)
場所:双子のライオン堂 書店
住所:東京都港区赤坂6-5-21 101
参加費:事前:1100円/当日:1300円
定員:8名程度
主催:双子のライオン堂
お問い合わせ・メール予約等はこちら:primer@liondo.jp
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