2021/3/31(水)20:00〜 大前粟生×早助よう子<短編小説の愉楽〈短さ〉の射程をめぐって>【オンライン開催】

このたび、双子のライオン堂では、小説家の大前粟生さんと早助よう子さんに、<短編小説の愉楽〈短さ〉の射程をめぐって>と題したトークイベントを行っていただくとになりました。

大前さんは『私と鰐と妹の部屋』『岩とからあげをまちがえる』、早助さんは『ジョン』『恋する少年十字軍』という、とっても素晴らしい短編小説集を発表しています。

イベントでは、魅力あふれる物語もちろんのこと、想像力の源、小説の長さについてなど、自由にお話しいただく予定です。

司会は、当イベントの企画者でもある書評家の長瀬海さんです。

当日は、三人のスリリングな対話をぜひお楽しみください!

<長瀬さんからのメッセージ>

短編小説でしか書けないものがあるとしたらそれは何か。若手作家は中編小説を書くことを求められる日本の文壇にあって、ユーモラスでエネルギッシュな短編を書き続けるお二人に、そのことを教えてもらいたいと思います。短編を書くこと/読むことの快楽をめぐる刺激的トークライブにぜひご参加ください!

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<出演者プロフィール>

■大前粟生
小説家。京都市在住。著書に『のけものどもの』(惑星と口笛ブックス)、『回転草』『私と鰐と妹の部屋』(書肆侃侃房)、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(河出書房新社)『岩とからあげをまちがえる』(ちいさいミシマ社)『おもろい以外いらんねん』(河出書房新社)

■早助よう子
2011年、「ジョン」(「Monkey business」vol.12, winter)でデビュー。著書に『恋する少年十字軍』(河出書房)『ジョン』(私家版、2017年)がある。

■長瀬海(司会)
千葉県出身。インタビュアー、ライター、書評家、桜美林大学非常勤講師。文芸誌、カルチャー誌にて書評、インタビュー記事を執筆。「週刊読書人」文芸時評担当(2019年)。「週刊金曜日」書評委員。翻訳にマイケル・エメリック「日本文学の発見」(『日本文学の翻訳と流通』所収、勉誠社)共著に『世界の中のポスト3.11』(新曜社)がある。

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日時:2021年3月31日(水)20:00~21:30
場所:オンライン
参加費:1700円
お問い合わせ:primer(a)liondo.jp
主催:双子のライオン堂
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